主用途:SUS 316
特徴及び用途
WEL 316 はオーステナイト系ステンレス鋼被覆アーク溶接棒で、WEL 308よ
りもニッケル量が多くモリブデンも含有しているため硫酸、希硫酸など非酸化
性の酸に対する耐食性が優れております。
また高温でのクリープ抵抗が高いことから、耐熱鋼の溶接にも使用されます。
作 業 注 意
1. 原則として予熱は行わず、パス間温度は150℃以下にして下さい。
2. 溶接棒の再乾燥は200~250℃で1時間くらい行って下さい。
溶着金属の化学成分の一例(%)
C Si Mn Ni Cr Mo
ES316 ≦0.08 ≦1.00 0.5~2.5 11.0~14.0 17.0~20.0 2.0~3.0
製 品 0.058 0.41 1.35 12.16 19.20 2.35
溶着金属の機械的性質の一例
引張強さ MPa 0.2%耐力 MPa 伸び %
ES316 ≧520 ─ ≧25
製 品
溶接電流値(AC & DC 棒 ⊕ )
棒径(mm) 1.6 2.0 2.6 3.2 4.0 5.0 6.0
棒長(mm) 50
電流範囲
(A)
下向 30~45 35~60 55~80 70~120 100~150 150~220 170~230
立向
上向 25~40 30~50 50~70 65~105 85~135 ─ ─
フラックス系統:ライム・チタニア型
識別色
端面:白
溶 接 姿 勢:全 姿 勢 側面:─