主用途:ニッケル 200、201
特徴及び用途
WEL Ni-1は、ニッケル200、201等純ニッケルの溶接、純ニッケルクラッド鋼の
クラッド側の溶接、炭素鋼への肉盛溶接及び異種金属の溶接に使用されます。
溶接金属は、酸化、還元両雰囲気で耐食性があり、特に苛性ソーダを始めとし
たアルカリ溶液に対し優れた耐食性を有します。
一般的に棒径が3.2mm以下のものは全姿勢で溶接可能です。
作 業 注 意
1. 原則として予熱は行わず、パス間温度は150℃以下にして下さい。
2. 溶接棒の再乾燥は250~300℃で1時間くらい行って下さい。
溶着金属の化学成分の一例(%)
C Mn Fe P S Si Cu Ni Al Ti
ENi-1 ≦0.10 ≦0.75 ≦0.75 ≦0.03 ≦0.02 ≦1.25 ≦0.25 ≧92.0 ≦1.0 1.0 ~
4.0
製 品 0.031 0.33 0.27 0.004 0.002 0.68 0.02 95.9 0.26 2.46
溶着金属の機械的性質の一例
引張強さ MPa 0.2%耐力 MPa 伸び %
ENi-1 ≧410 ─ ≧20
製 品
溶接電流値(AC & DC 棒 ⊕ )
棒径(mm) 3.2 4.0 5.0
棒長(mm)
電流範囲
(A)
下向 90~120 110~145 145~180
立向
上向 80~100 100~130 ─
フラックス系統:ライム型
識別色
端面:黄緑
溶 接 姿 勢:全 姿 勢 側面:─